人生を共に生きる仲間として
ペットとの共生社会に貢献

こんにちは。版下太郎です。
5月になりました。
街中にあふれる新緑の芽吹きに自然の生命力を強く感じる季節になりました。
まだまだコロナは収束しそうにはありませんが、自然の生命力を見ているともう少しで乗り越えることができそうな気がします。
かつての日常に近い生活が送れるまで、もう少しと信じて粘り強く耐えましょう。

さて、今回のブログですが、東京都中央区の晴海でN&R合同会社の代表社員とN&R行政書士事務所で行政書士をしている井上健一(いのうえけんいち)さんにお話を伺いました。

インタビュー/Interview
N&R合同会社代表社員/N&R行政書士事務所:井上健一

―こんにちは。今日はお忙しいところ、ありがとうございます。まずは井上さんの簡単な自己紹介をお願いします。
現在、N&R合同会社で代表社員、そしてN&R行政書士事務所で行政書士をしています。N&R合同会社では、ペット用品の輸入販売をしています。

―まずは井上さんの子供の頃の思い出をお聞かせいただけますか。
親の勧めもあって、 幼少期は、少林寺拳法を習っていましたが、サッカーが大好きでしたので、中学入学後にサッカーを始めました。中学高校時代は、毎日毎日、それこそ寝ても覚めてもサッカーに明け暮れていました。ちなみに、大好きなサッカー選手は、今も昔も三浦「カズ」選手です。

―なるほど、少林寺拳法にサッカーと活発なお子さんだったんですね。
そうですね。高校卒業後は、検事になることを夢見て、立命館大学の法学部に進学しました。そして、卒業が迫った4回生の時に、1年休学をしてアメリカに語学留学をしたのですが、その時に出会ったのが、御社の社長である小金丸数嘉(こがねまるかずよし)さんでした。目的地のサンフランシスコ国際空港で送迎者を待っているときに、突然同世代の日本人学生に声を掛けられ、「『カズ』って呼んで!」と笑顔で話しかけられましたんですよ。三浦「カズ」に続く2人目の「カズ」ですね。「カズ」とは4か月ほど同じ学校で学んだんですが、アメリカでの「カズ」との出会いは留学初期の不安を解消し、他には代えがたい心の支えになっていましたね。

―留学時代のお話をお聞かせいただけますか。
留学中には日本で学生をしているとなかなか得難い、貴重な体験をしました。ある時、クラスメイトが国ごとの法律の違いについての話をしていたことがありました。周囲の学生は、私が日本で法律を学んでいる大学生ということを知っていたので、日本の法律ではどういう解釈をするのかを聞いてきたのですが、その時の私には何か聞いたことがあるなぁという程度の知識しかなく、曖昧にしか答えることができませんでした。今まで何を大学で学んできたのだろうと、とても落ち込んだことを覚えています。ただ私がダメな学生だっただけかもしれません。でも、この時に、自分がいかに大学生活を無駄に過ごしていたかに気づかされたのです。帰国後、もっと自分の専門分野である法律を勉強しようと思い、大学卒業後は大学院に進学しました。司法試験にも挑戦をしたんですよ。結果として、その努力は直接実を結びませんでしたが、この時の学びがその後の会社員時代に企業法務に従事すること、そして現在行政書士をしていることにつながっています。英語を学びに行ったのですが、結果として本来学んでいた法律に真剣に向き合うことになったのです。

―海外に学びに行くことが、自分の進むべき道を知るきっかけになったというわけですね。ところで、御社の業務内容を教えていただけますか。
現在、行政書士業務のほかにペット用品の輸入販売をしています。「愛犬・愛猫と素敵な時間の共有を」をコンセプトに、ペットの暮らしに役立つものを、 主にペット先進国のアメリカから輸入して取り扱っています。実はこの事業の出発点は、アメリカの展示会で見つけた、目の見えない犬のための歩行補助具なんです。今は少し変わってきていますが、当時の国内のペット業界でペット用品というと、人から見てペットが可愛く見える服や装飾品といったものが主流でした。私も少なからずそういった感覚でいたんですが、家族の一員としてのペットの暮らしの質などを重視する海外製品を見て感動したんです。今は、進んだペットに対する思想とともに、良い製品を日本に紹介し、飼い主とペットがリアルな生活の場で、素敵な時間を共有するお手伝いができればと考えています。例えば、その歩行補助具の他に、多くの飼い主が出血リスクがあったり、ペットが嫌がったりするという理由で苦手意識のある爪切りを、ご家庭で簡単にできる爪切り具など、まだ日本では珍しい様々な製品を輸入販売しています。

―近年ペットに対する感覚が、単なる愛玩としてのペットから、家族の一員としてのペットに変わってきていますね。
確かにおっしゃる通りで、近年のペットに対する意識は、家族の一員としてのものに変わってきていると思います。そして、このペットの暮らしの質を重視する考えは、行政書士業務をスタートしたこととも、実は深く関連しています。コロナ禍でペットを飼う人が増えたというニュースを聞かれた方も多いとは思いますが、ペットは一度飼うとその子の最期まで責任を負う義務が生じます。もちろん最初はそのつもりでいても、年齢やご病気でその子の最期を見届けられない事情が起きる方もいらっしゃるかもしれません。そんな時、その子の暮らしの質を守る手立てが必要になるのですが、しっかりと面倒を看られる方に世話を引き継いでもらう方法を法的にサポートできるのが行政書士なんです。具体的には、事前に遺言書や信託契約書を作成して、家族であるペットの将来を自分の意思で信頼できる方に託すといったものです。通常の行政書士業務だけではなく、家族の一員としてのペットを考えた事業展開をしてきた視点から、今後もペットを大事にしている飼い主に寄り添った事業を推進できればと考えています。

―一見関係の薄いように感じられる行政書士業務とペット用品の輸入販売ですが、井上さんの思想的にはつながっているんですね。次に、今後の御社の展望とご自身の趣味やライフワークについてお聞かせいただけますか。
今後の展望とライフワークはリンクしています。ご存じのとおり日本は高齢化社会に突入していますが、それはペットオーナーにも当てはまります。そのため、先述のペットの暮らしを守るための環境を整えていく、いわばリレーのニーズが増していくと考えています。また、会社の経営についても同じことが言え、現在中小企業の社長の平均年齢は60歳を超え、60代、70代の社長が全体の50%近くになっています。全国の後継者不在率になると65%を超えるような状況です。ご自身が苦労して育てた会社を残したいと考えても、廃業せざるを得ない方がいるのが現状です。そういった方が大切にしてきたものを残すこと、ペット同様に会社についても、自分の後にも他の方に大事に育てられる未来をご自身の意思で作り出すお手伝いをしていきたいと考えています。幸い定年のない仕事ですので、自身の健康に留意し、できるだけ長く続けて、社会の問題解決に少しでも貢献できればと思っています。
趣味で言うと、最初にお話ししたサッカーは今でも大好きなのですが、ここ数年ボールを蹴っていません。50歳も目前ですが、またフットサルなどで汗を流したいと思っています。

―最後に、弊社のある北九州市について少しお話しいただけますか。
北九州市には、「カズ」社長とのご縁で、2度伺ったことがあります。その時は、門司港や小倉城、松本清張記念館に行きました。しかし、行ったのは学生の頃の話で、かなり前のことになりますので、コロナが落ち着いたら、是非改めてゆっくりと観光をして、美味しいものをいただきたいと思います。あと松本清張さんも研究されていましたが、邪馬台国が北九州にあったという有力説がありますね。その点にも興味があります。それと大事なことですが、ホームワイド若松店に伺いたいです。九州で初めて当社の商品が販売されたとお聞きしていますので。

プロフィール/Profile

井上健一(いのうえ けんいち)
京都府出身
幼少期は少林寺拳法を習い、中学校から高校まではサッカーに没頭
立命館大学法学部入学、4回生の時に語学留学を体験
立命館大学大学院法学研究科博士前期課程修了
司法試験浪人後、全国100を超えるスポーツ施設運営会社で法務、内部監査等の業務に従事
2017年N&R合同会社設立
2021年N&R行政書士事務所開業

N&R合同会社
〒104-0053
東京都中央区晴海3-10-1Daiwa晴海ビル2F
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URL: https://www.nandr.co.jp
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N&R行政書士事務所
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